田園調布雙葉学園カトリックセンター「愛の泉」
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けさのみことば ~こどもとともに~2025.11.25


2025.11.25
「イエスは朝早く起きて」

イエスは朝早く、まだ暗いうちに起きて、人里離れた所に出かけ、そこで祈っておられた。
マルコ1章35節


 イエス様の毎日は、とても忙しい毎日でした。
ユダヤの国のあちこちに旅をして、あの町、この村で、神様のお話をしてあげます。そうしているうちに、病気の人や体の不自由な人が次々と寄ってきて「先生、私を癒してください」と頼みます。イエス様は一人ひとりの上に手を置いて治してあげたり、やさしい言葉で励ましたり、祝福を与えたりなさいます。学者やお役人が来て、イエス様の教えについて議論することもあります。聖書を読むと、イエス様は忙しくてお食事をする暇もなかったと書いてあります。
 今日のみことばが書かれているところにも、前の日の夜遅くまで、人々はイエス様のもとに病気の人などを連れてきて、イエス様がいらっしゃるところの入り口には町中の人が集まったと書かれています。イエス様は夜遅くまで、病気の人や町の人々の相手をなさっていたのでしょう。きっと心も体とても疲れていたはずです。先生だったら、次の日の朝はゆっくり寝ていたくなります。しかし、イエス様はまだ暗いうちに起き出します。
 疲れ切っているはずなのに、イエス様はそんなに朝早く起きて、いったい何をなさっていたのでしょう。イエス様は、誰もいない静かなところで、お祈りなさっていたのです。たくさんの人を癒し、お話を聴き、イエス様の心もとても疲れていました、その疲れ切った心を元気にするためには、神様とお話しすることが一番いいことだとイエス様は知っていたのです。
 だから、イエス様は、どんなに忙しくても、神様にお祈りすることを決していい加減になさいませんでした。いえ、忙しいときほど、お祈りを大切になさったのです。この日は一日お祈りする時間がありませんでした。次の日もきっと大勢の人が訪ねて来るでしょう。だから、イエス様は人々が集まってこないまだ暗いうち、朝早く起きたのです。そして、町から外に出て、物音のしない、他の人から邪魔されることのない原っぱや山の上に行って、一人で静かに祈りました。
 静かな所ですと、心の耳が開きます。「天のお父さま、今日一日、きっと忙しいでしょう。わたしが何をしたら喜んでくださいますか。でもわたし一人では良いことができません。どうぞ、わたしの心とあなたの心が重なりますように、力を貸してください。」イエス様の祈りはとても深い祈りです。神さまのお望みをしっかりつかみ、それを実行しようという覚悟です。そのために神様からのお恵みを願う祈りです。
 わたしたちは朝早く起きるのは無理かもしれないけれど、起きたらすぐに「神さま、お早うございます。今日一日、神さまを悲しませることのない、心のきれいな子どもにしてください」とお祈りすることはできますね。えっ、毎朝していますって?それは嬉しいこと。どうぞこれからも続けてくださいね。それから、皆さんは毎朝学校中のお友達とお祈りしていますね。その時学校は静けさに包まれます。目を閉じて他の事に気を取られないようにし、一人ひとりが祈ります。邪魔されない原っぱや山の上には行けないけれど、学校でも同じような静かさの中で祈るときを皆さんは持っていますね。イエス様と同じように、神様と心を合わせて一日を過ごせるように、神様のお力を借りられるように祈る、朝の、この時間を大切にしてくださいね。


けさのみことば ~こどもとともに~

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