けさのみことば ~こどもとともに~2025.1.14
2025.1.14
「新しい歌を主に歌え」
新しい歌を主に向かって歌え。全地よ、主に向かって歌え。御名をたたえて歌え。詩篇96
今年初めての「けさのみことば」です。
皆さん、今年もよろしくお願いいたします。
さて、お主月、皆さんはどのように過ごしましたか。
今年の元旦はとてもよいお天気でしたね。
先生は、元旦の日の朝、ごミサに与るために教会に行きました。そのとき目に入ったのは、教会のステンレスの屋根です。朝日を受け、光輝いていて、とてもきれいでした。その景色を見ながら、学校から見える富士山も、きっと白い山肌が朝日に照らされて美しくその姿を見せているのだろうなあと思いました。
新しい一年の始まり、神様が造られた自然の美しさや人間に与えられた賜物が生み出す世界の美しさを感じ、心が明るくなり、希望のうちに歩める喜びをいただいた気がしました。そして、ミサの中で、「新しい歌を主に歌え」という聖歌を歌いながら、神様の素晴らしさ、神様がわたしたちの平和を心から願っていることを、改めて感じたのです。
この「新し歌を主に歌え」という聖歌は、一年の始まりの日にふさわしい歌ですが、一月一日の朝だけではなく、毎朝、毎朝、歌えるのではないかとも思いました。
今日のこの一日は新しい一日です。今日はもう昨日ではありません。そして明日はまた今日ではありません。今日は今日、新しい一日です。
だから、毎朝、新しい喜びと明るい希望をもって一日の歩みを始めよう。新しい歌を歌うとは、そういうことなのだと神様が教えてくださった気がしました。
「神様、今日一日をお捧げします。どうか新しい力をください。心も体も強めてください。そして、周りの人々とともに、喜びと希望をもって今日一日を歩ませてください」
毎朝、このようにお祈りできら、一日の始まりが、明るく嬉しいものになることでしょう。
今年は、カトリックの人々にとって、25年に一度の特別な年になります。神様の特別な赦しをいただける聖年という一年です。皆さんが毎朝、主の祈りで唱えるように、「自分の罪、負い目を赦していただき、周りの人の負い目もゆるすことを大切にしましょう」という一年です。
神様の赦しを受けて、もう一度、希望をもって新しい歩みを始めましょう、周りの人が同じように希望を持って歩めるように人を赦しましょうということです。神様がわたしたちを赦してくださるのは、私達を信じてくださっているからです。わたしたちも神様に倣って、自分のことも、周りの人も信じて、そして、神様が造られた世界を信じて、新しい歩みを始める一年としていきましょう。
聖年、特別な一年。「新しい歌を主に歌え」というこのみ言葉を忘れずにいてください。もちろん、苦しいこと、大変なこともあるでしょう。それでも、全世界の上に明るい平和な太陽が上りますように。その光の下、希望を持って歩んでいかれますようにと、毎朝、お祈りできたらいいですね。
祈りのうちに、光に照らされた明るい希望にあふれた心で、この聖年の年を歩んでいきましょう。
けさのみことば ~こどもとともに~
- 2025.1.14「新しい歌を主に歌え」
- 2024.12.10「すべてをてらす光」
- 2024.11.12「平和をつくる人は幸い」
- 2024.10.22「実を結ばない枝は切り取られる」
- 2024.9.24「わたしはぶどうの木」
- 2024.9.10「自分のために宝を貯えても、神の前に宝を貯えない者は・・」
- 2024.7.2「わたしはいのちのパンである」
- 2024.6.18「わたしを愛するならば」
- 2024.6.4「どんなことがあってもいつも平和」
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- 2024.5.7「恵みあふれる聖マリア」
- 2024.4.16「心の清い人はさいわい。その人は神を見るでしょう」
- 2024.2.27「わたしたちも人をゆるします」
- 2024.2.13「右の手のすることを」
- 2024.1.30「いったい、この人は誰だろう」
- 2024.1.16「ほかの道を通って帰った」
- 2023.12.12「かいばおけに寝かせた」
- 2023.11.28「主の道をととのえよ」
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- 2023.10.31「天の国ではだれが一番えらいのですか」
- 2023.10.10「天の国は真珠を探す人に似ている」
- 2023.9.26「天の国はパン種に似ている」
- 2023.9.12「天の国は一粒のからし種に似ている」
- 2023.7.4「かわく者がいれば」
- 2023.6.20「日ごとの糧を今日もお与えください」
- 2023.6.9「砂の上に家を建てる」
- 2023.5.23「小さな者にあらわしてくださった」
- 2023.5.9「求めなさい さがしなさい 叩きなさい」
- 2023.4.18「ガリラヤで待っている」
- 2023.4.10「さあ、来て、朝の食事をしなさい」
- 2023.4.7「父よ、彼らをお許しください」
- 2023.3.7「その悲しみはよろこびにかわる」
- 2023.2.21「新しい おきてを あたえる」
- 2023.2.6「狭い門から入りなさい」
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- 2023.1.10「幼な子は成長し」
- 2022.12.13「宿屋には、場所がなかった」
- 2022.11.29「わたしのたましいは 主をあがめ」
- 2022.11.15「幼な子たちを抱きあげて」
- 2022.10.18「羊のためにいのちを捨てる」
- 2022.10.4「羊は羊飼いの声を知っている」
- 2022.9.13「わたしはよい羊飼い」
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- 2022.5.31「わたしは世の終わりまで共にいる」
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- 2022.4.19「あなたたちに 平安があるように」