小学校
小学校

校長メッセージ

田園調布雙葉小学校 校長
南部 浩士

 私共の学校は、遠くは丹沢の山なみ、富士山を望み、多摩川の流れを見下ろせる世田谷の武蔵野丘陵の高台にある学校です。創立は今から80年前、田園風景の残る田園調布に森の一軒家として誕生いたしました。お気づきのように、四谷、横浜、静岡、福岡に姉妹校を持つ学校です。同じ校訓、校歌を持つ姉妹校ですが、姉妹一人ひとりに個性があるように、それぞれの学園が独自性を持ちながら、相互の関わりを大切に、自由性の中、設立母体であるカトリックの修道会、幼きイエス会の教育理念を具現化しています。
 本学園の一番の特色と申しますと、中学、高等学校で生徒募集をせず、12年間同じメンバーで学園生活を過ごす竹筒型の一貫教育を行なっている点でしょう。同じ経験を積んでいく子ども達は本校の教育の願いを螺旋状に深めていき、薄紙が一枚一枚重なりその色を濃くしていくように、長い時間をかけて本学園の目指す人間像へと成長していきます。また、この長い時間は、一人ひとりの成長のときを待つことができる利点もあります。小さな頃からお互いを知っていますから、素のままの飾らない自分でいられるようになり、嬉しいことも悲しいことも分かち合う経験の中で、お互いの多様性を受け入れ、姉妹のような関わりが生まれ、一生の友達を得ていきます。
 本校の「キリスト教の価値観が いつの間にか 子どもの人格形成の中に浸透していく空気」と「子どもたちが、どこかでキリストに出会えるような空間」は、人としての「しなやかな強さ」と「よりよく生きる力」となり、「人間が人間として成長していく」無限の広がりを生み出していくと考えています。

 閑静な住宅街にひっそりとたたずむ校舎を囲む木々。屋上から遠くに望む富士の峰。カルガモの親子が飛来するプール。野鳥の声を聴き、子ども達が思う存分遊ぶ土のグランド。神様がお造りになった世界の美しさ・豊かさを感じながら、目には見えないものへの感性が磨かれていきますように。
 祈りのうちに、自らが「愛されている者である」ことを受け取り、心の声を聴けるようになり、一人ひとりが自分を素直に表現できますように。
 日々の小さな壁を乗り越えて、自分の足で歩める強い心と人に寄り添える優しい心が育まれますように。教員や友達との顔と顔を合わせた関わりを通して、認め合い、支え合い、自分の賜物を磨き、共に向上し、より良い世界を作るために働く者へと成長していけますように。

 本校は、私共が子どもを幸せにするのではなく、子ども達一人ひとりが、自分の足で、幸せに、いただいた命を生きられるように、じっくりと時間をかけ、保護者の方々と協働し、教職員皆で手助けをしていく学校です。

受験をお考えの方  |  在校生・保護者の方  |  卒業生の方
学園について   |   幼稚園   |   小学校   |   中学高等学校