校舎建替募金
校舎建替募金

校舎建替に向けた検討を始めている学園の現状について

学園では、2041年の創立100周年に向けて、校舎の建替を検討・実行する「校舎建替プロジェクト」を発足しております。

本プロジェクトの現状をご報告申し上げます。
まず、既存の校舎・設備を建替までどのように維持・活用できるかという観点から、専門業者を起用して学園全体の現状調査を実施し、新たな中長期修繕計画を策定しました。この計画は20年間で約40億円の修繕・更新支出を想定するものですが、毎年度の実際の支出は建物・設備の実状を都度確認のうえ的確・適切に行うこととしています。

学園の建物は築年数によって大きくふたつのグループに分けられます。
ひとつは築約30年の記念講堂と記念体育館です。
築年数の浅い記念講堂・体育館は、100周年時の建替対象とはせず、さらに長く使い続けることとしました(前述の現状調査で長期使用に問題はないことを確認済です)。そして、さらに安心・安全に長く使い続けられるように早めの耐震補強・改修が相当と判断し、今年度中にその工事(約2億円)を行うことを決めました。講堂の工事は既に着工済で本年8月完了の予定、体育館は11月着工・12月完了の予定です。

もうひとつは約20年前に耐震補強を含む改修を行ってはいるものの築50~60年が経過している幼・小・中高の校舎です。
各園・校の校舎をどのように建て替えるかの検討にはまだ着手していません。今までは、検討の前段階として、現場の教員たちが中心となり、学園のあるべき姿、学園が目指すべき教育の中身を改めて確認する作業を進めてきました。今年度はさらに理事会のメンバーも加わり、学園の将来ビジョンを固め、そのビジョンに即した教育環境を作り出す校舎・設備についても提言をまとめることとしています。建替の具体的な検討は、そのビジョンと提言を受けて、来年度から始めることになると思われます。
現時点では、建替に要する資金がどの程度になるかはっきりと分かりませんが、ここ数年の他校事例、昨今の物価上昇や人手不足などの状況から、100億円を上回るであろうと予想しております。
既存校舎の維持・充実のための資金も将来の建替資金も十分には確保できていないのが現状ですので、引続き、「学園施設機能強化事情募金」並びに「校舎建替募金」へのご協力を宜しくお願い申し上げます。

以上


校舎建替募金 募金趣意書

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