イエズス会の学校を卒業したわたしの前に 未来への道が 大きく開かれていた。 家業を継ぐ・・・ 科学者になる・・・ 裁判官になる・・・ 国王に仕える・・・ だが わたしは選んだ、 修道生活を、司祭への道を。 1641年 わたしは 町はずれにある 古いミニム会修道院のとびらをたたいた。